今年も後数日ですね。
　皆様には大変お世話になりました。

　そして今後もよろしくお願いいたします。


　さて、実はワタクシ、今年いっぱい生きるのはムリか！？　というぐらい体調を崩しておりまして。

　ほとんど人生を諦めかけていたのですが、ま、後2～3日ぐらいは生きられるだろうと。

　いやぁ、ほんと悪くなるのは一瞬なんですね。

　実に驚きました。


　そんな中、あまりに更新しなくなってしまったせいか、ほとんどコメントがもらえなくなるとかいうね（失笑）


　さすが、ここまで更新がなきゃ、そりゃそうですよね。


　そして久しぶりにコメントをいただいたのでお答えいたします。


　春ウコンについて！


　ワタクシも相当調べたつもりなので、すこしでもお役に立つといいのですが。


　春ウコンそれは、癌患者にはありがたいミラクルスパイスでございます。
　春ウコンを正しく服用すれば、末期癌でも長生きできますよ！　というもの。
　ただし、多く飲めばいいわけでもなく、少なくてもダメ。
　さらには、１日の量を１回で飲むのではなく、できるだけ回数を増やして飲むのがいいそうです。

　なのでワタクシは、濃いめお茶のペットボトルに溶かして会社に持っていき、チマチマチマチマ飲むという戦法をとっていました。


　濃いめのお茶というのは、味を少しでもどうにかするため。
　まともな味覚の持ち主なら、到底素で飲める代物ではございません。
　ヨーグルトに混ぜてとかもあったけれど、あたしはそれでガチで吐きました。
　それぐらい強烈なので、慣れるまではムリせずオブラートで飲むのが一番デス。
　が、回数チマチマというのだと、会社では困るので、お茶に溶かして鳥肌たてながら一口ずつ飲んでました。

　なので、甘くみないで錠剤にしとく！　っていうのがいいでしょうね。
　ワタクシは粉で買い、これはアカンとすぐ錠剤を買い足しました。


　粉の方が低コストということと、食材にまぜやすいということ。さらには錠剤にするためにきっと入っているだろう不純物の心配もありません。

　ただ、味が強烈すぎて震えるし、むせるし（失笑）


　摂取量は体重÷10（５０キロなら5　６０キロなら6）×（0.8～1.3）というのがわりと一般的。


　さて一番気になるのは効果があるかないかでしょう。

　しかしここで困った問題がいくつも浮上します。


　口にするものなので、合わない人もいる！！

　しかも弱ったことにその判断が素人ではわかりにくいというもの。


　つまりはこういう事なのです。何かしら悪い状態になったとしても、それは好転反応。つまり体の悪いものを外に出そうとする一時的なモノとして、突如悪い所がさらに悪くなったりするもの。


　一方、当然普通の食べ物でもアレルギーがあるように、好転反応ではなく、体質として合わない場合もあるという・・・・・・。


　よく聞くものとしてはソバアレルギーとかさ。口にするんだから当然そういう危険もあるっていう。


　クスリだって９割の人がおｋでも、１割の人で吐き気やふらつきなどが出たりしますよね。
　そのため注意書きがあるわけですし、すぐ医師に相談すべき出来事ですよ。


　ただ医師には好転反応なんて概念はあまりないので、飲まない！　って事で終わる話しです。


　その判断がつきにくいので、春ウコンをはじめようと考える方はリスクも多少頭に入れておいたほうがいいです。


　そして効果については、あまりいい報告を見かけないというのが正直な感想デス。

　一時的にすごくよくなったという方が、すでに亡くなられているので、ワタクシといたしましては、過度に期待しない。補助的な栄養系ぐらいの感じで受け止めるのがいいのではないかと。

　飲んでても悪化してるワタクシが陥ったのは、飲まなきゃもっと悪くなってた？　という変な状態。


　でもその答えはわからないのです。
　飲まなくてもこーなってたかも知れないですしねぇ。


　あまり依存せず、でも実際よくなってる方も大勢いるでしょうから、試してみる価値はあるんじゃないかと思ってます。

　他のものより値段が手頃ですし、何より希望はないよりあった方がいい。

　病は気からといいますしね。効くと思えば相当効くこともあるかと思います。

　ただ味が強烈すぎて泣けますが・・・・・・。
　

　結構調べて飲み始めたつもりが、あまりいい情報はもっていなかったと書いてておもったけども、こういう緩い感じはワタクシですのでご了承いただければ！　と思います（ペコリ）



　さて年を越せないかもと思うほど弱っていたワタクシに、一体なにが起きていたか？　ということについて語りたいかと思います。


　皆様にもぜひご注意していただきたいので、ちょっと紹介しておきます。
　（シモの話しになるので、苦手な方はスルーしていただけると幸いデス）

　
　実は夏を前にして、なんだか便の方がすっきりしなくなっておりまして(ﾟДﾟ;）


　そこで主治医に相談してみたのです。


　「なんだか毎朝ちゃんと便がでてるのにスッキリしない。しかもおならがすっごいでます」

　　てな感じデス。


　しかし主治医は、いい状態で、何も問題は見受けられないとのこと。


　ですよね！　ワタクシもそう思うんですがね・・・・・・。


　調子がイマイチすっきりしない時、とっても便利なのがネットです。病院に行くほどじゃない時や、ワタクシのように一応は話したけど、問題ないです！　なんて言われちゃった場合なんかは特に。


　で、すっきりしない状態をどうにかしようとネットをウロウロ。

　ここで腸閉塞という恐ろしい病気を知るわけです。


　腸閉塞それは読んで字の如し。腸が閉塞しちゃうんですよね。　
　こうなっちゃうと便もおならも一切出ないわけです。
　入院コースです。
　手術することもあれば、知人のように２週間水さえも口にさせてもらえなくなるというね。

　恐ろしい病気デス。


　けどね、これは違うな！　って思ってたんです。
　だって便出てるからね。おならもすっげー出てたからね。


　主治医に相談しても　「？？？　いい状態だよ」なんて言われるしね。


　が、しかしなんか辛いんだよね。スッキリしないし、お腹も重い気もするし。

　そんでムダにネットをウロウロですよね。


　困ったときには緩和ケア！　今ワタクシをもっとも救ってくれてるのが緩和ケア。

　なので相談してみたわけ。


　したら「レントゲンでわかるけど、撮ってみる？」との事。


　何がわかるかは別にしても、なんか不快だったので撮ってもらうことにしたわけ。


　したらね、腸閉塞だったよね。


　つってもなりかけ程度だったんだけど。


　腸閉塞になるとね、レントゲンに三日月みたいなガスが写るんですよ。
　それがね、上のほうにあるわけ。
　まだキレイな三日月じゃないからアレだけど、これ、ほっとくと入院ですよっていうね。

　で、その後も２回レントゲン撮ったんですけどね、腸閉塞へ向かってまっしぐらなんです。


　とにかく便を出せ！　出せ！　ってことで、下剤やらなんやら一杯処方されちゃったよね。


　ネットでは、オナラも便も一切出ないっていうから、腸閉塞じゃないって思いこんでたんだけどね、腸閉塞ですよ。


　ネット頼りにならないじゃん！！　って思ったネ。


　それに主治医もね。


　緩和ケアの先生の話しによるとね、癌細胞が腸を圧迫しちゃって、うまく便が通らないらしいんですよ。

　そこを通った便はちゃんと出るし、オナラもでるわけ。けど狭くなって通りきれない便がちょっとずつ蓄積されちゃって、上の方では渋滞になっちゃってるわけ。癌細胞が便をちょっとずつしか通してくれないからスッキリしない。
　そして上の方はもう腸閉塞初期みたいなことになっちゃってて・・・・・・。

　便やおならが一切出ないなんていうのは、正常な人だけです。
　癌が腸付近にある方は、早々にレントゲンを撮ってもらうよう言ったほうがいいかもです。


　ひどくなると治療が大変ですから。


　さて、そんな状態でも、その頃はまだよかったのです。

　しかし秋になる頃から、痛み止めの効果がない激痛に襲われることしばしば。

　そしてそれが１日数回も続き。

　そうなるとシンドイので痛み止めの変更を希望することになりました。

　しかし、どのクスリもちっとも効いてくれないんです。

　今ではクスリだけで１万円超えてるんですけど、合うクスリが見つからぬ。

　そんな時処方された1つの薬が、超吐き気を伴うものでして。


　飲んで１０分もすると、ゲェーッ！


　おかげで急速に食欲がおち、あれよあれよという間に何も食えなくなってしまってました。


　しかし恐ろしい事に、便は絶好調でした。
　食ってないのになぜだ！？　と思うほど、出るわ出るわのオンパレード。

　１日３回とかはあたりまえで、量も結構しっかり出るんですよ。


　そして気づいたんです。便が出る３０分前とかがピークで激痛だってことに。


　当然、緩和ケアの先生に相談。
　すると！！

　限界が近いのかも～。そうなったら人口肛門ですかねぇ。


　(ﾟДﾟ;)ナヌッ！？


　つまりは癌細胞が絶好調に育ちすぎて、便が通ろうとするたび激痛になってるとのこと。
　しかも食ってないのにでまくる便は、今までのたまってた分が出ている状態。


　１週間食えなくても便は出まくりだったワケですよ。逆にそれほどの便が体内に！！


　恐ろしい現実が今そこに！！



　人間、食えなくなるとほんと急激に体力が落ちます。
　10Ｍ程度歩くのもしんどく、スーパー（徒歩５分）にいくだけで、３０分玄関でうずくまってうごけなくなるほどに。


　冷や汗がやたら出て、激痛も続き、そしてスーパー行くだけで便がでそうな感覚になり。
　５分ごとにスーパーのトイレに駆け込む始末。


　しかしそれは出たり出なかったり。
　出そうで苦しいのだけどでない事も増え。
　出ると少しはラクになるけど、さすが５分おきでは早々出ない。


　食事がとれなくなって低体温になり。
　横になってるだけでもシンドイ。
　痛みで睡眠時間も減り。


　１２月半ばには、ワタクシもう年越せないんじゃね？　と思うようになり。


　そんな時なぜか急にあることを思い出したのです。


　それは植物は言葉が通じるというもの。


　小学１年生の子がいきなりいいだしたのだけど、サボテンってここに敵はいないから安心していいよって言い続けてあげるとトゲがなくなるんだって～！　


　植物に言葉が通じるっていうのは昔からよく聞くんだけどさ、この話しなんかおかしくねぇーか？


　いや何がって、言葉が通じるのはわかるとして、風貌かわっちゃうの？　っていう・・・・・・。


　つまり言葉が通じてる以上に、言葉によって自分の本来の姿からかわっちゃうんだよね。

　トリックで山田里見さんも言ってたけど、文字には不思議な力があるって。

　言葉でもう今年いっぱい生きられぬって思ってると、ガチそうなっちゃうんじゃねぇの？　って、思っちゃって。

　だったら逆に、もう平気。どんどん元気になってるし！　とか言い続けたら、案外どうってことなくなったりしねぇのかな？　と思って。


　痛いの痛いの飛んでいけぇ！　と、うわっ！　どんどん元気になってきちゃってるよ！　とか３日間鬼のように言い続けてやったわけ。


　したら急に食べられなくなってた食事がとれるようになって（笑）
　おおおお、めずらしく吐くことなく食えたしっていうね。


　病は気からっていうけど、こんなに即効性があるのかとびっくりしたんだよねぇ。


　つい先日、放射線科にいってきたのだけど、そのとき一応「ワタクシもう今年いっぱい生きられないんじゃないかと思うほど弱ってました」って言ったら、先生より「次の緩和検診の１月４日までは大丈夫そうに見えます」と笑われたんですよ。


　「それよりさくらさん。なんでだろう？　毎回会うたびまったく病人独特の悲壮感とか危機感とか一切ないですよね。どう脅しても効きそうにないぐらい元気ありあまってるようにしか見えないんですよねぇ。それがいいのか悪いのかはわかりませんが」と言われました。


　悲壮感か・・・・・・。
　それはないよね。
　なんせ適当にしか物事考えられない性分だし。


　ただね、今回正月越せないかもって思った時さ、絶対笑ってはいけないと相棒観れないのか？　ってちょっと悲しかったけどさ。


　でも逆に、それぐらいしかないのかオレ！！　って驚いたりもしたのよねぇ。


　まぁ深く考えてもしょうがないなら、明るく前向きに考えた方がきっとラクなんじゃないかね。


　とりあえず笑ってはいけないと相棒は観れると思うので、とっても嬉しいってことで！！





　　　　　　　　　　　　　　　
　

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