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おひとりさま閑話

癌デス。 末期デス。 戦いません 勝つまでは。 あまり意味のあることは出て来ない予定デス。

緊急入院 緩和

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1. 無題

まだ生きてる?

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緊急入院 緩和


癌患者でブログなんぞやっていると、長きにわたり更新しないと余計な心配かけちゃうものですが、生きてます。



心配してくださった皆様ありがとうございます。


そしてムダに心配かけてごめんなさい。


我が家にはクーラーがないので、夏は40度超えも珍しくなく、別の意味で死にそうとかはあるのですが、今のところボチボチ元気です。


さて、毎月の定期健診に行ってきたワタクシ。

数日前から妙な吐き気が襲っていて、でも吐くとラクになったり、それは夜にしか起こらなかったり。
ま、もう少しで検診日だし~と余裕こいて過ごしていました。


緩和ケアの先生が大好きなので、いつものようにとりあえず報告。

なんか数日前から吐き気があって~、そんでね、あんま食えないのにお腹が妙にパンパンなの。
お腹腫れてる気がするの。
キノセイかな?


するととりあえず診せて! って診てもらってたらね、普段温厚で慌てることのない先生が慌てた。


ほんと大慌てで電話かけはじめたワケ。


もうその電話ですら、何言ってるかわからないぐらい慌てたのよ。


以前から主治医が口うるさく言ってた腎臓の数値がね11倍まで跳ね上がってたらしい。



泌尿器科に飛ばされて、もう戦争だったんですよ。


もう帰せない!! って・・・・・・。


身寄りないから特に下着やらなんやら持ってきてくれる人もいないし、アマゾン注文したのが届くし、月末で支払いが目一杯あるし、入院できない!!


って、相当ゴネたんですけどね、先生から痛恨の一言。


「今、生きてることや会話できてること。歩けてること。どれもミラクル。
 帰せる要素どこにもありません」


だそーだ。


ありえない! ありえないよ、先生。
先生のこと恨むようなことはしないし、アレなら一筆書いてもいい!
あたし、帰ります!!



と、まぁ1時間半もゴネる凶悪なワタクシであったが、静かに目を閉じ首を横に振る先生。



結局、その日は着替えもせずジーンズで眠ることとなり、次の日には絶対帰らせてもらうというトンデモナイ条件をつけての入院をしてきました。



次の日帰宅して荷物を持ったら再入院なわけだが、これでもすっごい譲歩だったみたいで。


看護婦からも、見たことない数値! しかも元気そう! ってのが話題に。


あたしの数値11.8とかいう数字は、4年ぐらい働いてる看護婦さんでも見た事がないとか。


8でも酩酊状態で、名前も言えず、救急車で運ばれてくるぐらいの経験はあるそうだ。



さて、腎臓の何がどうかを言いますと、癌細胞が左の腎臓を圧迫。
しかし腎臓は2つあるので、もう片方が機能していれば問題ない。


しかし癌は右側も多少の圧迫があり、尿が少ししか外へでなくなっていたそうだ。


そして尿の毒素が体内にたまり、むくみという形で体に残るというもの。


尿毒は最悪脳にもまわり、下手すると死亡もありえるということだった(というより、この段階では死んでいてもおかしくはないと)


しかし、ワタクシにはむくみらしいむくみはなく。
食欲もあり。
そして何より元気だった。


看護婦も不思議がる異常な状態に、一躍有名人となった入院だった。


さて働いてくれない腎臓に、尿管ステントというものを設置。
尿をとにかく出さないといけないので、点滴8本ということに(1日)

そしてステントをいれたことで、尿の異常排出に備え、カテーテルを挿入。



自分でトイレに行く必要のない生活をしていた。



ステントは相性もあるらしく1週間近く血尿と痛みに身悶える人もいるというが、まったくなんともない。
多少の違和感はあるが、座る位置によっては気になるかも程度。



なので、お腹すいたんでなんか食ってもいい~? と実にノンキ。


みんなこの子なんなの? という状態だった。



緩和ケアの先生がやってきてくれて、いつもと変わらず雑談を。


酷い目にあわされました(゚Д゚;)


というと、ゴメンネ、1週間早くわかってればここまで酷くなかったかもだけど・・・・・・と先生。



そんなに酷い状態なの? 実になんともないのだけど。


というと、先生は笑顔でこう説明してくれました。


通常、1とか2とか数値があがると人間は急な変化に調子が一気に悪くなるのだけど、多分今回0.0.2とか0.3とか微妙に少しずつ数値があがったのかなって思う。


そのせいで目に見える症状がわかりにくくなって、気づいたときにはこんな事になっていたんじゃないかな? と思う。


との事。



へぇ・・・・・・。
じゃあ、まぁ運よかったのかな。
検診が来週だったら、あたし死んでたかもね。


すると先生は、まぁそう考えた方がいい。
最悪と思うより、運がよかったと思うほうがいいしね。


という事になった。




むくんでないと思っていたが、実は水はお腹まわりに主にたまっていたらしい。
元々デブなので、腹がでてるのはいつもの事! ぐらいに思っていた。


しかし驚いた事に、次の日体重は5キロも減った。


点滴8本もいれてるのにだ。


これには先生も驚いていた。


なんせ1日で、むくみ症状が主に見受けられないにもかかわらず5キロも減ったのだから。



お腹が出てるのはいつものことだが、妙にお腹がプヨンプヨンというかダルンダルンになったので、尿はお腹に主にだったのかな・・・・・・と看護婦と会話した。



足はとくにむくんでいなかったので、発見が相当遅れたんだな・・・・・・、ということだった。



元気すぎる数値が異常な子は、もっと入院しないとダメ! という先生にゴネ倒し、婦長にまでぶぅーぶぅー言って1週間で退院してきた。



看護婦に、「ほんとなんか色々心配!」と帰る日に言われて、思わず「身寄りがないので支払いとか色々あるんです。それさえなければ三食昼寝つき、クーラー完備は最高なのだけど」と言った。



1週間でも入院費は15万かかる。



保険なんていらない! なんて思ってる人もいるだろうけど、医者は命を救う人。
最悪の状況で帰らせてはくれない。


経済の考慮もしてくれない。


今、もし健康ならなおさら、保険の窓口とか便利なものもできてるので、ぜひ保険に加入することをオススメする。


今回は腎臓だったので、癌保険がおりるか微妙な上に、ステント留置が手術になるかも怪しく。


赤字かとんとんぐらいしか保険が入らないかもしれない。


こんなワタクシでも、保険は3つ入っている。


癌だとわかってしまったので、クソみたいな保険しか入ってないのが悔やまれる。もう加入も変更も出来ないからだ。



わかってしまってからでは保険は入れないのだから、安くていい保険を見つけて入っておけば、この先の未来は明るいかも知れない。


ちなみ、保険料分貯金をしておく! と考える人もいるかもだが、病院嫌いのワタクシが痛みにあえいで仕方なく病院にいったときには末期ガンだった。


1年と7~8ヶ月ぐらい経つのだが、なんやかんやで(働けない時期の収入のない時の家賃なども含め)100万ちょっと超えるぐらいのお金が消えている。


この先お金はまだまだかかるだろうし、何より今回のような緊急入院も増えると思う。



200万の貯金ぐらいじゃ癌患者には厳しい。


そこを補えるのは、生命保険じゃないの? って心から思っている。







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基本ゆるゆる人生で 深く考えるのが苦手デス。
ゆるゆるなブログですが、末永くよろしくお願いします。

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